今となっては家電(NTT)を使うこともだいぶ減ってきましたが、かかってくると大概が迷惑電話だったりします。
若い人達はスマホを使うのが日常でしょうからあまり迷惑電話がかかってくることもないかもしれませんが、昭和の時代にNTTから70,000円もの大金を払い電話の権利を買った世代は家電を止めるわけにいかず、出回ってしまっている電話番号にはたびたびセールスやら身内を装った迷惑&詐欺電話がかかってくるのです。
今までにかかってきた電話は、
- 太陽光発電のセールス
- 不用品買取のセールス
- 光回線のセールス
- 世論調査
etc…。
子育て真っ最中の頃は、赤ちゃんがやっと寝たと思ったらこの様な電話がかかってきて殺意を抱くこともありました。
寝たとこ起こすな(╬◣д◢)!!!!
昭和から令和へと時代は流れ、電話も進化していきました。
私がまだ小さい子供の頃はダイヤルの黒電話☎でしたが、やがてプッシュホンの電話が登場し、待たせている間には保留音が流れるようになり、呼び出し音もまたいろんな種類の中から選べるようになりました。
友達と長電話をしていると親からそろそろ切りなさいという圧力をかけられることもありましたが、これを回避できるキャッチホンも登場し、やがてはコードレスの子機が出ると部屋にこもって話し込むことができるようになりました。
まだまだ進化は続きます。
電話機に液晶の表示窓がつくことによって今かけた番号を確認することができるようになり、これにより間違い電話を回避することができるようになりました。
さらにはナンバーディスプレイが登場したおかげで、誰から電話がかかってきたのかもわかるようになりました。
時代はFAXという電話回線なのに文字が送れるという子供には理解しがたい文明の利器を生み出しました。もっとも出始めの頃は送れた文字は8bit並のカクカクの粗い文字でしたが・・・。
これによって多大なる恩恵を受けたのは、おそらく24時間テレビではないでしょうか?
その年のマラソンランナーや出演者への激励のFAX!
自分の絵心を日本中に知らしめる絶好のチャンスだったに違いありません。
このFAXもまた進化していき、やがては家でスキャンしてから送れるようになったり、家でコピーもできるようになっていきました。
しかし、FAXの波はメールの登場によって徐々に引き潮のごとく衰退していき、令和の今、我が家の電話機もFAXなしの昔ながらのシンプルな電話機となりました。
もちろん子機はありますよ。
ただ昔と違うのは、
録音機能がついているということ!
留守番電話のとは別物ですよ。
通話中の会話が録音できる機能、
↑これが重要なんです。
コールセンターなどに電話をすると、最近はどこも「この通話を録音します」と案内が出ますよね。
最近の電話機にもその機能がついていて、これがいい仕事をしてくれるんです。
今の電話機に変えたときはこの機能をあまり気にもせず、使うこともしていなかったのですがが、ちょくちょくかかってくるセールス電話に時間を取られるのもアホらしいと思い使ってみることに。
ちなみに、我が家で使用している電話機は
PanasonicのVE-GZ31DL。
こちらには以下のオススメ機能がついています。
-
光って分かりやすい「着信お知らせLED」を子機に搭載
-
呼出音が鳴る前に相手に警告メッセージを流す「迷惑防止」機能搭載
-
ナンバー・ディスプレイ契約なしでも不在着信履歴を表示(日付・時刻のみ)
この2番目の「迷惑防止」機能が使えるやつなんです!
ただし、この「迷惑防止」機能を使用するには、
ナンバーディスプレイサービスの契約が必要となります。
「迷惑防止」を設定すると以下のような機能が働きます。
- 電話がかかってくると、こちら側の呼出音が鳴る前に電話機が応答して、相手に通話を録音するメッセージを流す(ここから相手には通話料金が発生しています)
「この通話は迷惑防止のために録音されます。ご了承ください。」 - 呼出音(こちら側)とメッセージを6回繰り返す
「迷惑電話にご注意ください。」 - 電話に出ると録音が始まる
- 電話に出なかった場合は、メッセージを流し電話が切れる
「呼び出しましたが近くにおりません。おそれいりますが、のちほどおかけ直しください。」
迷惑電話の場合、ほとんどが1のときに切ってしまうので、電話があったことは子機の上部が光っていて初めて気がつきます(着信お知らせLED)。
ちなみに、ナンバーディスプレイサービスを利用している場合、
親機の電話帳またはワンタッチダイヤルに登録されている相手からかかってきたときは迷惑防止の機能は働きません。
よくかかってくる相手やメッセージを流したくない相手は電話帳に登録すれば、メッセージが流れることなく普通に呼び出し音がなるのです。
お利口さん(๑˃́ꇴ˂̀๑)❗️
この機能を使用するようになってからはほとんど家電が鳴らなくなり、時々子機の着信お知らせLEDが光っているのでナンバーディスプレイでナンバーを見てネットでその番号を調べてみると迷惑なセールスでした。
ネットでかかってきた電話番号が怪しいのか調べられるのは便利です( •̀∀•́ )b。
ちなみに、簡易的に通話拒否をする方法もあります(その場合もナンバーディスプレイの契約が必要となります)。
呼出音が鳴っているときに、ナンバーを見て出たくないと思ったら「通話拒否」ボタンを押します。
すると、相手には
「おそれいりますが、この電話はおつなぎできません。」
というメッセージが流れます。
非通知の場合、
「あなたの電話番号は通知されていません。おそれいりますが、電話番号の前に『186』をつけておかけ直しください。」
と流れます。
もし、迷惑電話に苛立っているようなら、録音機能の付いた電話機に交換してみるのも手だと思います。
15,000円ほどで買えますので、離れて暮らす親に詐欺被害の防止にプレゼントしてみるのもいいかもしれませんね。