板橋区にある植村冒険館がリニューアル!

ある日、おっとちゃんからLINEでデートのお誘いが❤️。

「今度の休み、板橋行かない?」

なにやら板橋にラジコン屋さんを見つけたらしく、そこに行ってみたいとのこと。おっとちゃんが行きたいという所は、ほぼほぼラジコン屋さんです(๑・д・`๑)。

しかし、板橋といえば『植村冒険館』がある所。久しぶりに行ってみたいので今度のお休みは板橋デートと相成りました(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)。

さっそく休館日を調べてみると、なんと『植村冒険館』はリニューアルして『植村記念加賀スポーツセンター内』に移動しているとのこと、調べて良かった~(๑˃́ꇴ˂̀๑)!

ちなみに、こちらの『植村記念加賀スポーツセンター』の休館日は月曜日だそうです。

おっとちゃんがお休みの水曜日、板橋へ向けてパッソで走り出します。

倹約家なおっとちゃんは最近は東京へ行くのも高速は使いません。急ぐわけでもないのでひたすら下道で板橋へ向かいます。

東京行くのにこの道は何度通っただろうか・・・。

2時間ほど走り目的のラジコン屋さんに到着。おっとちゃんが満足するまで車で待ちます。

30分程で出てきたのでいよいよ『植村冒険館』へ向かいます。

Googleマップのおかげで都内を走るのもずいぶんらくちんになったものです。

昭和の時代は行く先の地図を買って見ながら走っていたもんなぁ・・・。

10分程走ると『植村記念加賀スポーツセンター』に到着です。

裏手に駐車場はあるのですが、

20分100円の料金がかかります。

1時間300円・・・、都内の割には安いけど、公共の施設なら2時間まで無料とかならありがたいのになぁ。

(※体育館を利用の方は、駐車券を受付カウンターに持って行くと40分無料となるようです。)

とはいえ、なんせ『植村冒険館』の入館料は無料なので、ここはありがたい事だと自分に言い聞かせます。

リニューアルオープンした『植村冒険館』は展示スペースがスポーツセンター内の1F~3Fにあるのですが、主な展示場所は3Fにあります。

スポーツセンターに入ると左手にまずは植村直己が使用した実物大の犬ぞりの複製がドーン❗️と展示されています。

ここには他にも冒険等に関する図書やパネルが展示されています。

エレベーターで3Fへあがると、入口で入場券を渡されました。

入ってすぐには「イントロダクションシアター」があり、植村直己の冒険をプロジェクションマッピングで紹介してくれます。

プロジェクションマッピングに見入るおっとちゃん

アマゾン川を下る筏に乗っているみたい

こちらは犬ぞりに乗ってるよう

展示内容は、

・「準備する」

・「極限に挑む」

・「次に向かう」

の3つのテーマからなっており、旧冒険館では展示されていなかった品々なども見ることができます。

1つ残念なことは、旧冒険館で展示されていたエベレスト山頂に掲げられた日の丸の展示がなかったこと。

あれはぜひ展示してほしかった‼️

体験コーナーには重さ10kgのザックが置かれているので、背負ってみることができますよ。

ここでパッと背負う分には大して重くは感じないけど、これが何時間も、しかも山道となると自分は無理っす(ヾノ・∀・`)!

子供たちがまだ赤ちゃんだった頃、ばっぱ(おんぶ)して家事をしてたけど、重かったもんなぁ( ¯-¯٥)…。

企画展示コーナーは現在「北極圏1万2000㎞」をテーマに展示されていました。

入口にあるグッズ売り場では手拭いやキーホルダーが売られていたので、記念に買って帰ります。

冒険館に行くたびに買うキーホルダー
今回はアカゲラ

手拭いは1300円とまぁまぁなお値段でしたが、再販の予定はないらしく、せっかくなので買って帰ります。

紺色の手拭いは残念ながら売り切れ

出入り口付近にはスタンプが置かれているので、記念に押していきます。

ちなみにこちらのスタンプは、入口でもらった入場券の裏に押すスペースがあります。

後で気がついたのさ.˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚.。

3Fの展示を見終わったので、2Fに展示されている写真パネルを見に階段でおりていきます。

階段の壁には「言葉の回廊」として、植村直己の冒険精神である「ウエムラ・スピリット」を感じられる言葉が書かれています。

どの言葉も胸に刺さるものばかりなので、ぜひ階段で移動してください。

2Fにはプールが見下ろせる廊下の壁に、大きな写真パネルが数枚展示されています。

今回展示を見た中で一番印象的だったのが、講演会で話していた言葉でした。

「一番冒険的な行為は何だったかと言うと、北極圏でもエベレストでもなかったように感じます。あえて言うとしたら、まったく外国を知らない、言葉もできない、お金も持たないで、鉄砲玉のようにポーンと飛び出した時の方が、もっともっと冒険的だったような感じがします。」

弱冠23歳の若者がわずか110ドル(当時の換算で4万円)を手に、外国旅行が自由化されたばかりの1964年に日本を飛び出していったのです。

「外国の山に登りたい」

という一心で・・・。

若い頃、やりたいことは色々あるけれど、怖くて勇気がなく、諦めてきたことがいくつかありました。

それでも頑張って踏み出してみたら「案ずるより産むが易し」、不安って大した壁じゃなかったんだなと気づくのですが、まだまだ想い描く自分にはなれていません。

いつかまた一歩を踏み出す為に、この言葉を胸に刻み自分に強く生きていこうと思いました。

皆さんもぜ「ウエムラ・スピリット」を心に灯しに「植村冒険館」を訪れてみてはいかがですか?

人生に悩んだり迷ったりしたとき、きっとあなたの背中を押してくれますよ(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)。

植村冒険館

東京都板橋区加賀1丁目10-5

植村記念加賀スポーツセンター内

開館時間:10:00~18:00

休館日:毎週月曜日・年末年始

入場料:無料

駐車場:20分100円

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