3月20日(月)、クラスのみんなに娘の病気の説明をするため、娘と一緒に登校します。
まずは集団登校のため、集合場所の公園へ行き、登校班の子供たちに娘の病気のことを話します。
糖尿病という病気になってしまい、登校中にもし具合が悪くなっていそうなときは手提げにブドウ糖が入っているので食べさせてくださいと。
その後、娘たちと一緒に学校へ向かいます。
しかし、あいかわらずランドセルや荷物が重くて大変そう!
退院したばかりの娘にはさすがに全てを持つ体力はないので、手提げを持ってあげることにしました。
学校へ着き、担任のK先生に挨拶をします。
一緒に教室へ向かい、時間まで私は廊下で待機します。
待っている間に校長先生も来て、「私ものぞかせていただきますね」と仰ってくださいました。
時間になり、教室に入って子供たちに娘の病気のことを説明します。
学校には作成したプリントをあらかじめ渡していたので、コピーしてもらい子供たちに配ります。
ここで、思わぬ誤算が!
作成したプリントはカラーだったのですが、コピーされたのはモノクロ。若干イラストが見にくくなってしまっていました(^_^;)。
しょうがない、気を取り直して子供たちの前で娘の病気の話をします。
- 娘の病気はⅠ型糖尿病であること
- 糖尿病とはどんな病気でどんな症状があるのか
- 学校では血糖値を計り、場合によってはインスリンを打たなければならないこと
- 授業中でも補食をとったりトイレに行くかもしれないこと
- 腕にはリブレという血糖値を測定する機械をつけていること
- 低血糖になった場合の対処法
などを話しました。
子供たちは注意深く話を聞いてくれ、娘の病気のことを理解してくれたようでした。(放課後担任の先生が電話をくれ、その日の子供たちの様子を教えてくれました。お友達は娘のことを良く気遣ってくれていましたと。)
これからは学校でも毎日血糖値を計り、場合によってはインスリンを打たなければならない日常が始まりました。
学校にいる限り一人になることはないので、万が一低血糖になったとしてもきっと誰かが気付いてくれるはずです。
人より血糖値を計ったりする手間はありますが、まずはここまで娘が元気になりまた学校に来れたことを嬉しく思います。
健康ってやっぱり何にも代えがたいものなんだなとしみじみ感じた一日でした。