所々で見つかっているバンクシ―が描いたのではないか?と言われている絵が千葉県印西市にもあるということご存知ですか?
実は以前にもこの絵を見たことはあったのですが、息子から
絵が増えている
ということを聞いて気になったので、絵が描かれているという双子公園まで梅雨の晴れ間にバイクで見に行ってきました。
双子公園は佐倉市と印西市を結ぶ県道65号線沿いの水田が広がるのどかな所にあります。
県道65号線を佐倉市側から走ると、途中道路の両脇が木々で覆われていて木のトンネルを走っているようでバイクで走っていると気持ちい~!
しかし、
ここは40km/h制限の場所なので、スピードの出し過ぎには注意しましょう。
たまにお巡りさんが潜んでおります・・・。
双子公園はサイクリングロードの途中に設けられていることもあって、いつ来ても自転車乗り人たちがいます。
印西市・佐倉市周辺って車で走っているとロードバイクに乗った団体の人たちをよく見かけるのですが、盛んなんですかね?
弱虫ペダルで有名だから?
駐車場にバイクをとめて絵が描かれている公衆トイレに向かってみると、
あったー!
チンパンジー?が銃を持ちその足元には子ザルが座っている絵。
猿が銃をもつだなんて、まるで「猿の惑星」を思わせるような絵です。
この絵には一体どの様な皮肉が込められているのか・・・。
もう人間には支配されないといった意味でも込められているのでしょうか。
ただこの絵、前回来た時とはちょっと様子が違っています。
正確にいうと絵は変わっていないのですが、以前は猿の足元に描かれていた「悪戯」という字が消され、周りの壁が白くきれいに塗られていたのです。
前回2月に来た時の様子はこちらです。
そしてこちらが今回撮影したもの。
バンクシ―もしかして来日して「悪戯じゃない!」と主張の為、消してったのでしょうか?
そして悪戯じゃないという証拠に新しい作品を描いていったとか?
新しく描かれていた絵は左に回った壁の所にありました。
こちらはチンパンジー?がバナナを投げる絵です。
バンクシ―の代表作「花束を投げる男」を模しているような絵ですね。
本当にバンクシ―が描いたものかどうかは分からないのですが、
落書きに変わりはない
ということで、公園を管理する県印旛土木事務所の担当者は時期を見て消すことを検討しているとのことですので見てみたい方はお早めに見に行くことをおススメします。
ちなみにですが、こちらの公園にはなぜかマンモスの親子の像が立っています。
いや、ナウマン象でした。
なぜナウマン象の像が建っているのかというと、昭和41年に印旛捷水路の掘削工事中にナウマン象の化石が発掘されたからなのだそうです。
実際に発掘されたのはここではなく別の場所のようで、そちらも気になったので見に行くことにしました。
ナウマン象発掘の場所は双子公園か印西市に向かった山田橋付近にあります。
この橋のたもとに案内板がありました。
どうやら発掘場所は隣に架かっている市井橋の下の辺りであるようです。
バイクで近くまで行ってみたのですが・・・、
どうやら車やバイクで近づけるのはここまでのようで、調べてみたらサイクリングロードには発掘現場にパネルがはられているということでした。
ナウマン象の化石は現在国立科学博物館に保管されているようです。
どうせなら佐倉市にある国立歴史民俗博物館で展示してくれればいいのにね。
まさか印西市で「バンクシ―の絵かもしれないという絵」を見ることが出来て少しだけワクワクした一日でした。
追記
2021年2月現在、この絵はすでに消されてしまっています。