万座温泉ワニ出没注意!

「そうだ!万座行こう」

まるでCMのキャッチコピーのようなフレーズが突如頭によぎり、おっとちゃんに「万座温泉行こうよ」と提案すると「いいよ~」との返事が返ってきたので早速お宿をポチッと予約。

11月は『万座プリンスホテル』にお泊まりです。

去年の夏に泊まった万座温泉の『日進館』の露天風呂も良かったけど、万座温泉と言えば『万座高原ホテル』の石庭露天風呂が有名。

『万座高原ホテル』を予約しようとしましたが、おっとちゃんが「和室がいい!」と言うので、和室のない『万座高原ホテル』ではなく『万座プリンスホテル』を取ろうとしたのですが、和室になると部屋代が高くなってしまうのでここは和室をあきらめてもらい、少しでも部屋の広い『万座プリンスホテル』のツインルームを予約しました。

『万座高原ホテル』と『万座プリンスホテル』は系列店なので、どちらの温泉にも入りに行くことはOKとのこと。

なんならホテル間を行き来するバスもあります。

両ホテルの露天風呂は混浴なので、男女共に露天風呂用のタオル及びバスタオルを巻かないと入れません。

一部女性のみに許された場所もありますが、万座温泉の露天風呂を堪能するならやはり混浴に入らないと!!

と言うことで、バスタオルじゃ不安と言う女性のために温泉着も販売していますよ。

左が部屋に置いてある混浴用のタオル右が販売用の湯あみ着

「万座プリンスホテル」HPより転載

タオルを巻いているとはいえ、果たして混浴って大丈夫なのか?と思い調べてみると、なにやら「ワニ」という温泉にはにつかわしくない不穏なワードがいくつも出てきます。

【ワニ 】 爬虫綱ワニ目(ワニもく、学名: Crocodilia) に属する、肉食性で水中生活に適応した爬虫類の総称。扁平な体や顔の上に位置する感覚器官、側方に付き出した四肢、強靭な尾、背中を覆う鱗板骨などが特徴である。(Wikipediaより)

ではなく、

【ワニ(ワニ族 )】 混浴風呂で女性の入浴を待ち構えている男性のこと。女性が入浴するまで人目のつかない場所に隠れている姿がワニに似ていることから。(Weblio国語辞典より)

つまり、混浴で女性が来るのを待ち構えてるスケベな野郎共ってことですね。

よその温泉ならタオルを巻かないといけないというルールがない為、そんな奴らもいるかもしれませんが、ここ万座高原ホテル&万座プリンスホテルは裸で入るわけじゃないしいるのか?と思っていたのですが・・・、

ええ、いましたよ。

しっかりとワニ野郎が。

昼間の明るい内は大勢の老若男女が露天風呂を楽しんでいるのでワニの出現率は低いのでしょうが、奴らが現れるのは暗くなってから!

万座プリンスホテルの露天風呂は板で囲まれている女性エリアと、その先に混浴エリアとさらにその先に男性エリアがあるのですが、男性エリアと混浴エリアは湯船が並んでいるだけなので事前に把握していないとまちがって入っていってしまいそうなつくりになっています。

おっとちゃんと露天風呂で待ち合わせをしていたのですが、先に私の方が露天風呂に行ってしまったら、一人の男性が男湯エリアにつかっていました。

私が混浴エリアに入ったと同時に、おもむろに男湯エリアからこちらへと移動してきました!

ここで私は警戒モードに突入です。

湯船に入ってきただけでなく、奴は「あれがオリオン座ですかね?」と話しかけてくるではありませんか!

とりあえず「そうですね」とだけ返事をしたら、「男風呂の方だと湯気が邪魔で良く見えないんですよ~」とさもそれっぽい言い訳を言ってきます。

んなわけあるかい(*`Д´)ノ!!!!

男湯エリアだけ湯気がすごいってねぇ、どこもおんなじでしょっ!!

ワニ確定なので、私は女湯エリアにいったん戻りおっとちゃんが出てくるまで身を潜めて待つことにしました。

おっとちゃんが出てくるとワニ野郎はいなくなり、私も無事おっとちゃんと合流、温泉を満喫することができました。

と言うことで、万座温泉の露天風呂(混浴エリア)に入る時は、暗くなってからの女性一人は危険なので、もし一人で入る場合は

  • 男性がいないのを確認してから入る
  • 男性が混浴エリアに来たらすぐ女性エリアに移動する
  • マインドが強いなら無視する

など気をつけて入るようにした方がいいと思います。

そこまでして混浴エリアに入るの?って思うかもしれませんが、女湯エリアよりも景色がいいんですもの。

混浴にはタオルをまかないと入浴できないという万座プリンスホテル(万座高原ホテル)のやり方は、全国の混浴風呂に普及してほしいものですね。

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