1972年、日本と中国の国交正常化を記念して、中国から2頭のジャイアントパンダが上野動物園に送られてきました。「カンカン」と「ランラン」です。
その愛らしい姿を見ようと集まった人たちは公開初日だけで5万人以上だったとか。
連日20万人ほどの人たちが行列をなし、しかも、公開時間は限定されていたため、何時間も待ってやっと見られたとしても、立ち止まってはいけないので30秒程しか見られなかったそうです。
当時のパンダフィーバーは相当なものだったんですね。
さて、かつてそんなパンダフィーバーに沸いた上野動物園ですが、またパンダフィーバーが再燃しそうです。上野で待望の赤ちゃんパンダ「シャシャン」が生まれ、早160日。
いよいよ来月赤ちゃんパンダのお披露目となります。
初来日の時の様な混雑ぶりまでとはいかないかなとは思うのですが、なにせ赤ちゃんパンダの可愛さは大人のパンダと比べものになりません!
動いているのを見ているだけでキュン死です。
ニュースでシャンシャンの映像が流れるたび、テレビにくぎ付けになってしまいます。
こんな風に赤ちゃんパンダにつかまれたらキュン死です。私も赤ちゃんパンダにハグされたい!
出典:上野動物園のジャイアントパンダ情報サイトより
赤ちゃんパンダを見られるのは今だけなので、ほとぼりが冷めたら見に行きたいなと思うのですが、果たしてシャンシャンが大きくなってしまわないだろうか…。
日本でパンダが見られる動物園 (上野動物園除く)
日本にパンダが初来日した動物園が上野動物園であるため、上野動物園といえば「パンダ」というイメージがありますが、日本にはほかにもパンダを見られる動物園があります。
日本一の大家族!WAKAYAMAアドベンチャーワールド
ここでは現在5頭のパンダが暮らしています。
お父さん:永明(エイメイ)1992年9月14日 中国生まれ
梅梅(メイメイ)との間に6頭、良浜(ラウヒン)との間に8頭の子供がいます。
お母さん:良浜(ラウヒン)2000年9月6日 アドベンチャーワールド生まれ
永明との間に8頭の子供がいます。
子供たち:桜浜(オウヒン)2014年12月2日 アドベンチャーワールド生まれ
桃浜(トウヒン)2014年12月2日 アドベンチャーワールド生まれ
結浜(ユイヒン)2016年9月18日 アドベンチャーワールド生まれ
パンダの繁殖がとても上手で、これまでにたくさんのパンダがここで生まれています。
ちなみに、ここで生まれたパンダの名前にはみんな「浜」がついています。
出典:「WAKAYAMAアドベンチャーワールド」より
多くのパンダが中国へ返されたため、今では5頭のパンダが見られます。
動物園情報
住 所:〒649-2201
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地
T E L :0570-06-4481(代表)
料 金:1DAY 大人(18歳以上) 4,500円
中人(中学生・高校生) 3,500円
小人(幼児・小学生) 2,500円
※その他の料金設定あり
休園日:水曜日
詳しくはアドベンチャーワールド料金をご覧ください
神戸市立王子動物園
中学生以下が無料で入れるのが嬉しい王子動物園、こちらには現在1頭のパンダがいます。
旦旦(タンタン) メス1995年9月16日 中国生まれ
動物園情報
住 所:〒657-0838
兵庫県神戸市灘区王子町3-1
T E L : 078-861-5624(代表)
料 金:大人(高校生以上) 600円
中学生・小学生・幼児 無料
休園日:水曜日(祝日の場合は開園) 12/29~1/1
詳しくは神戸市立王子動物園料金をご覧ください
現在日本には9頭のパンダがいることになります。
中でも和歌山のアドベンチャーワールドはパンダが5頭もいるので、パンダ好きにはたまりません。私が見に行った時はまだ優浜がいた時で、飼育員さんに両脇を抱えられて後ろ向きに引きずられていく姿に目がハート❤になってしまいました。
のんびりとしたパンダの愛くるしい姿を見に、皆さんもぜひ一度動物園へ行ってみてはいかがですか?癒されますよ~(๑→ܫ←๑)。