トヨトミ 石油ファンヒーター LR-680C

昨年末、長年使っていたダイニチのファンヒーター「FW-572LX」が突然壊れてしまいました。

毎朝タイマーでヒーターをつけていたのですが、ある朝異音と共に自動消火し、その音とエラーを教える音声にビックリして飛び起きました。

エラー番号が「E02」と出ているので説明書で調べてみたところ、

「油フィルターや油受皿内に水やゴミがたまったため、着火ミスしたり、自動消火した」 

とのこと。

とりあえずタンクを抜き差しして点火をしたり油フィルターを掃除したりしてみたのですが、やはり結果は同じくエラーが出てしまうので、危ないと思いヒーターをつけるのを諦めエアコンをつけることにしました。

しかーし!

エアコンでは部屋が全く暖まらない!!

時間がたてど部屋の温度計は14℃を指したまま。

なのに、エアコンは勝手に設定温度の20℃になったと運転をecoモードに。

いやいや、寒いんじゃい!

設定温度を上げても一向に部屋は暖まらないので、吹き出し口の風が当たるところに立ち着替えることに。

寒いなかで着替えるのってホントにツラいですよね…。

ちなみに我が家のLDKは23畳+吹き抜け(7畳相当)があり、しかも窓がたくさんあるお部屋なので日中陽が当たるようになれば西日も入り暖かくはなるのですが、そりゃもう冬の朝晩は寒い(((;꒪ꈊ꒪;))):!

とてもとてもエアコンではすぐに部屋を暖めることはできません。

とりあえず、おっとちゃんを起こしてヒーターをみてもらうことにしました。

状況を説明し、灯油タンクが入る部分の清掃をして再度点火してみたのですが、やっぱりダメ🆖。

何年使ったんだろう?ということになり、5~6年くらいかな・・・なんて話してたら、なんと2007年1月に購入していたことが判明。

14年(๏o๏;)‼️

こりゃ修理するまでもないねということになり、新しくヒーターを買うことにしました。

狙うヒーターはダイニチのハイパワーなもの。

運良くおっとちゃんはお休みだったので、二人で電器店やホームセンターをまわり、なるべくハイパワーなヒーターを探したのですが、今まで使っていたものより機能が劣っていてはイヤだし、見た目や色も気にしちゃう。

10,000円くらいで買えればな~なんて思っていたのですが、畳数が小さいものならそれで買えても、やはり10畳以上の物となると25,000円くらいしてしまいます。

結局「これだ!」という納得のいくものは見つからず、消去法で「これしかないか」と思っていたその時目に入ったのが、

トヨトミのアンティークモデル「LR-680F」

こちら、見た目は昔ながらの石油ストーブなのですが、ファンがついているためファンヒーターの部類に入る代物。

「そういや、確か5~6年前にこんなの安くなってたから買ってたよね。」ということを思い出し、まずはそれを確認してみようと展示品の写真を撮り家に帰ることにしました。

段ボール箱の中から取り出してみたところ、やはり買ってあったのは

トヨトミのアンティークモデル「LR-680C」

「C」であって「F」ではないけど、見た目は全く変わりません。

製造年月日を確認してみたところ、2013年製でした。

さっそく灯油を入れ点火してみると…

あったか~い💞

見た目は反射式の石油ストーブなので火の暖かさがじわーんと伝わってきて、その上背面にはファンがついているので暖かい空気がフワーンと部屋中にまわります。

これは今まで使っていたファンヒーターよりも暖かい‼️

設定温度は15℃にしていても充分部屋が暖まります。

つけ始めこそ強めの運転ですが、設定温度に達すればほぼ弱運転になり、それでも部屋の温度は17℃~20℃位まで上がります。

たまに暑いときは、隣の和室のドアを少し開けて寝る前の和室を暖めるでちょうどいいくらい。

和室のドアを開けると寒い空気が入り込むので一時パワーが上がりますが、それもすぐに下がります。

やっぱり反射式のストーブって暖かいんだな~。

しかーし気になるのは、そう

灯油の燃費・・・

ダイニチのファンヒーターは油タンクが9Lでしたので最短で3~4日、ふだんは5~6日で給油していたのですが、トヨトミは6.5L。

さて、何日持つだろう?と 数日使ってみたところ、なんと平均2~3日に1度は入れるというビミョーな燃費。

ちなみにだいたいの使用時間は

5:35 タイマーで点火

9:00~10:00 部屋に陽が入り始めたら消火

14:30 子供の帰宅前に部屋を暖める為点火

21:00~22:00消火

なのですが、寒いと日中もつけていたりします。

うーん、前のファンヒーターに比べると若干燃費は悪い…かな?

パワーの違いや燃焼効率の差もあるだろうから一概に比べられるものではないかもしれないけど、もう少しもってくれたらうれしいな(。˘•ε•˘。)。

ちょっと気になり去年のカレンダーを調べてみたところ(灯油を入れた日をちゃんとカレンダーに書き込んでいるんです)、1ヶ月使用して使った灯油の量は

トヨトミ・・・20L×3本ちょっと

ダイニチ・・・20L×2本ちょっと

さらに、1月のある期間はトヨトミが14日で20L使ったのに対し、ダイニチは12日で20L使っていました。

ビミョーな差・・・(=_=)。

しかーし、去年の1シーズンでダイニチは20Lのポリタンク8本使用したのに対して、トヨトミは今で既に9本使用しているので、この様子だと今シーズンの灯油使用料は12~13本位になるのではないかと予想しています。

これはやはりファンヒーターの性能の違いがあるのだからしょうがないことでしょうね。

参考までにトヨトミとダイニチの仕様はこちらです。

  トヨトミLR-680C ダイニチFW-572LX
種類 ポット式・強制通気形・強制対流形 気化式・強制通気形・強制対流形
点火方式 電気点火 ヒーター点火

暖房出力・
燃料消費量

最大6.79kW(0.660L/h)   最小2.60kW(0.253L/h)

最大5.70kW(0.554L/h)
最小1.23kW(0.120L/h)

油タンク容量 6.5L 9.0L
燃焼継続時間 9.8時間(最大燃焼時) 16.2時間(大火力)

標準適室

木造18畳
コンクリート24畳

木造15畳
コンクリート20畳

外形寸法
高さ×幅×奥行
560㎜×704㎜×355 445㎜×466㎜×349㎜
質量 21.0kg 12.6kg
安全装置 対震自動消火装置・点火安全装置・燃焼制御装置・過熱防止装置(90℃)・停電安全装置・不完全燃焼防止装置・消し忘れ消火装置・気密油タンクの給油時消火装置 対震自動消火装置・点火安全装置・燃焼制御装置・過熱防止装置(90℃)・停電安全装置・不完全燃焼防止装置・消し忘れ消火装置・室温異常高温防止装置

さらに、燃費以外に気になった点は

・消臭点火時は点火までに約210秒かかる

予熱を充分に行ってから点火するた め時間がかかります。消臭点火を行わない場合は150秒と短くなりますが、ダイニチは45秒で点火してました。

・灯油の残りが分かりづらい

ダイニチは8段階のバーグラフで表示されていたので確認がしやすかったです。

・延長や給油のお知らせがわかりづらい

ピピーという音で教えてくれるのですが、延長なのか給油なのかが分かりにくいです。ダイニチは音声で教えてくれていたので分かりやすかったです。

・デジタル表示部が若干見えにくい

斜め上から立って見ると表示されていない部分も薄く見えてしまうので、かがんで見ないと分かりにくいです。

・油タンクの持ち手が1ヶ所しかないので持ちにくい

ダイニチのタンクには側面にも持ち手がついていたため、持ちやすかったです。

・時間設定が若干面倒くさい

等々、ダイニチと比べるとやはり気になる点があるのですが、暖かさでいえばトヨトミの方が勝っているのでしばらくは使っていこうと思います。

10年もつかな・・・。

あくまでも我が家での使用においての感想ではありますが、トヨトミ「LR-680C」、

広い部屋や寒い地方に住んでいる方には部屋を暖かくしてくれのは間違いないのですが、灯油は普通のファンヒーターよりも少し多目にかかってしまうのでご注意を!

追記

トヨトミのヒーターを使い始めて1ヶ月ちょっとたったある日、またもや異音と共に自動消火してしまいましたΣ(❍ฺω❍ฺ)!。

エラー番号は「E-2」

悪夢再び・・・。

マジか(;´༎ຶД༎ຶ`)ア”ア”ア”‼️

慌ててトヨトミに電話して聞いてみたところ、おそらくシリコンが付着したせいではないかとのこと。

早く直してもらわねばと次の日に修理に来てもらったのですが、内部の掃除(シリコンの除去)と出張料とで9000円ほどかかってしまいました・・・これはイタイ(。>д<)。

今時のファンヒーターは、室内でヘアースプレーを使用したり、洗濯物を干したりすると、部屋にたまったシリコンがヒーターのセンサーに付着して自動消火してしまうのだそう。

うん、がっつり部屋に洗濯物を干していました。

なのでシリコンには要注意ですぞ!!

この日もおっとちゃんが休みで掃除の様子を見ていたので、次からは自己責任で自分達で掃除してみようかと思います。

毎回10,000円近くも払えませんよ!!

ってか、ネットで調べてみるとこのシリコン案件ってけっこうあるようでして、 企業努力でなんとかこの問題をクリアしてほしいです!

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