その1からつづき・・・
女性に挨拶をして言われた方へ走っていくと、
ありました!
写真じゃわかりづらいけど、田んぼの中にポツンと二つの掩体壕が。
カーブのところを直進、この砂利道を行くのです。
こんな時、バイクはその機動性の高さを発揮します。
轍にハンドルを取られないようゆっくりと走っていくと・・・
ほら、田んぼの中にポツンと掩体壕!!
向きが違う掩体壕が二つ。
横向きのは何となく「風の谷のナウシカ」に出てくる王蟲のようです。
砂利道に気をつけながら近づいていくと、わずかながら車をとめられそうなくらいのスペースがありました。
アドレスが倒れないよう注意してスタンドをかけながら、「そういやこんな時はよく空き缶つぶしてスタンドの下にひいてたっけ」なんてことを思い出していました。
足元には何やら貝殻がたくさん落ちています。
不思議に思い田んぼの中を見てみると、
タニシがいっぱいΣ(゚д゚)!
分かりづらいけど、エビもいるし。
ってか、繁殖中💕?
赤ちゃんタニシもうじゃうじゃいました。
見に来たのはタニシじゃないと気を取り直し掩体壕へ近づいていくと、
説明書きがありました。
ありがたいことに、先ほど行ってきた十字路滑走路の航空写真まであります。
写真の上部にある〇で囲まれたところが今いる掩体壕の場所ですね。
ちなみに、こちらが現在の航空写真です。
上部の「旧海軍香取航空隊跡・春海第一掩体壕」と書かれている所が今いる所ですね。
そして真ん中のいかにも滑走路な所は、現在、日清紡ブレーキの自動車テストコースとして使われているようで、一部の舗装は当時のまま残っているようです。
すごいぞGoogleマップ!!!
今現在、掩体壕は物置として使われているらしく、入り口は閉ざされ、上部のガラスは割れてなくなっていました。
登れそう?!
後ろから見るとこんな感じ。
ちなみに、隣の掩体壕には近づくことができず、遠くから眺めるだけでした。
先ほどのGoogleマップを見てみると、もう一ヶ所掩体壕があるようなのでそちらにも行ってみることにしました。
ちょうど滑走路の端から端へ移動する感じですね。
Googleマップを見ながら移動すると、
ありました!
こちらは民家の脇にデーンとあります。
一応道路から掩体壕に続く道があるのですが、私有地だったりしないのかなぁ?とちと不安になります・・・(立ち入り禁止の看板やロープなどで立ち入れないようにはなってはいませんでした)。
しかし見ると掩体壕の前に何やら説明書きの看板が立っていそうなので、大丈夫なのかなと思い近づいてみることに。
けっこう大きな掩体壕です。
中には藁や木が置かれていました。
説明書きを読むと、
旭市に残る掩体壕はこの一基のみ
とあります。
??へば、さっきあったのは??
疑問に思い、先ほど行った掩体壕の説明書きの写真を見てみると、
あそこは匝瑳市であったことが判明!!
ちょうど市の境だったんですね。
旭市内に当時は25基作られたようですが、ほとんどが取り壊され現存しているのはこの1基だけとのことでした。
終戦から76年、戦争を体験した人たちがいなくなるのはそう遠くない先の事です・・・。
さて、次はどうしようかとGoogleマップで検索していると、なんともう一ヶ所匝瑳市に掩体壕があるよう!
今いる所が「旧海軍香取基地・掩体壕」なので、R126を干潟駅の方へ向かうことに。
しかーし、ここでガソリンの残りが少ないことに気づき、GSでガソリンを入れないといけません。
またまたGoogleマップで検索してみると、干潟駅とは反対の方向にGSがあるようなので、いったんガソリンを入れに旭駅方面へ走ります。
いくつかR126沿いにGSを見つけますが、我が家の近所に比べると若干高目。
なるべく安いところをと思い、ガソリンを入れました。
これで安心だ!!
今来た道を戻り、干潟駅方面へ向けて走り出します。
お昼も過ぎたし何か食べようかなとも思い走りながらお店を探しますが、ここでお昼を食べてたら15:00までに帰れなくなるかもと思いお昼は抜きにしようと決めます。
次の掩体壕を見たら帰らねば!
Googleマップを見ながら走っていくと、細い路地の中に空き地があり、その奥に木々に覆われるように掩体壕がありました。
今までのに比べるとずいぶん小さめです。
「入ってはいけません」
の看板はありますが、ロープなどで入れないようにはしていないので、入ろうと思えば入れる状態ではあります。
入らないけどね。
恐る恐る中を覗いてみると、中には毛布やら自転車やら置いてありました。
中が暗いのは奥の方が閉じられているからのようです。
普通掩体壕は尾翼側が空いていてトンネル状になっているのですが、ここのは木々で覆われてしまったのか洞穴の様になってしまっていました。
これで見るべきところは全部見たぞ!!
さて、帰ることにしましょう。
一路自宅へ向けて走っている途中、目に入った「日本最古の大学」という看板。
「うぅぅぅ~、き、気になる~」
ということで、寄り道することに。
案内板を頼りに走っていくと、どうやら「飯高寺」というお寺がそこのようで、
調べてみると、
日蓮宗最古、最大、最高の学問所
最盛期で600人~800人学僧が学んだ
現在の立正大学の前身として日本最古の大学とも評される
講堂、鐘楼、鼓楼、総門は国指定重要文化財
家康の側室・お万の方に縁がある
という、なんとも立派なお寺のようでした。
しかもNHKのドラマ
「西郷どん」や「麒麟がくる」「とと姉ちゃん」などのロケ地になっていたりして、
これは見る価値がありそう!!!
周辺にもいろいろと見て回れそうなところがあるようですが、残念ながら今の私には見ている時間はありません。
また日を改め来てみることにしようと思い、飯高寺を後にしました。
しばらく走り続けると、見えてきましたよあの看板!
「Cocco」です!!
3時間ぶりに戻ってきました。
「卵かけごはん食べ放題」の時間は終わっていましたが、厚焼き玉子とヨーグルトが半額になっていました。
私は行きに見ていた160円のヒビ割れ卵と半額になっていた厚焼き玉子とヨーグルトと、3本で120円のネギ(安っ!)を買い、楽しみにしていたソフトクリームを買うことに。
もちろんお味はたまご味。
中では食べられなさそうだったので、店先で食べることに。
見た目はほんのりクリーム色が濃く、お味はカスタードクリームのような甘さがあるのですが、さっぱりしていて後味も舌に甘さが残らないので夏の暑い日でもすっきり食べられました(´艸`*)。
暑さに溶けてしまうソフトクリームを急いで食べ終えると、割れてしまわないよう卵をリュックに入れ、ネギをしょって自宅までアドレスを走らせます。
本日のツーリングはこれにておしまい!
あ~、楽しかった~~ヾ(≧▽≦)ノ。
追記
後日、買ってきた卵でオムライスを作ることに。
どれだけヒビや割れがあるのかなと見てみると、
ヒビが入っていたのは白い卵の2個だけでした。
茶色い卵はサイズがばらばらで、やたら大きいのが2~3個ほど。
卵を1つ1つ割っていき、6個目の卵を割ってみると、
な、なんと・・・あの少し大きいと感じた卵、
双子だったのです!!
おぉ~ぅ💖。
まるでプリッとした赤ちゃんのおしりのよう(´艸`*)。
家族6人分のオムライスを作るのには、まだまだ卵を割っていきます。
しかし8個目の卵を割ったとき、またここでミラクルが!
またもや双子です!!
スーパーで買ってきた卵でもごくまれに双子は入っていいることはありますが、それでも1個だけ。
それが1パックに2つも入っているなんて、なんという驚き!
いや、待てよ・・・
残り2個あるけど、1個は明らかにもう1個と比べると大きいぞ。
そう思いまずは小さい方を割ってみると、やはりこれは普通の卵。
残る1個。
これは果たして双子なのか?
期待に胸を躍らせながら割ってみると・・・
キターーーーーー!!!
本日3個目の双子です!!!
いつもなら10個の卵ではオムライスを作るには足りないのですが、今回は双子のおかげで足りました♫。
160円でこんなに楽しめる「Cocco」のヒビ割れ卵。
いつでも双子が入っているかはわかりませんが、お近くを通った時には立ち寄ってみてはいかがですか?